四智思考への転換
人の脳には、四智思考という眠っている思考回路が存在し、起動させると脳が高い周波数・電波を発するようになります。スマホによって激的に生活が変化したように、脳がアナログからデジタルに切り替わり、様々な事ができるようになるのです。テレパシーを使えば電話は不要なものとなります。自身がPC、端末になるようなもので、奇跡、超能力、神通力とよばれるものは、誰にでも、当たり前にできるようになっていくのです。その世界が、もうそこまで来ています。
この思考回路を目覚め起動させることによって、今、抱えているの苦しみは自然消滅します。初期化のようなものです。自身に眠っている本来の能力を開花させ、すばらしい未来を創造していくことができます。
我々は生を受けてから、良い悪いの二元思考によって教育され、常に五官からの情報を「正しい・悪い」「好き・嫌い」に分け、喜びを求めつづける生き方をしています。しかし、この二元思考における特質・運動は、二分化していく生き方で、求めれば求めるほど嫌なものを捨てていくこととなり、よって視野が狭くなり、孤立化していくことになります。そして、何より、最大の欠点として、必ず「苦」を生じさせてしまうことなのです。
例えば、食卓に沢山の料理が並んでいます。選り好みをし、好きなものばかり食べていれば、やがて無くなり、嫌いなものばかりとなります。
また、二元思考は振り子運動とも言えます。喜びを求めて片方に振れば、やがて反対方向へ運動して行きます。人生に「苦楽」があるのは二元思考によるものなのです。
人は、輝く未来、幸せ獲るため、勉強し努力し自身を高めようとします。しかし、二元思考運動によって、高く大きく幸せを掴むほど正反対の苦しみも大きなものになってしまいます。
とても賢かった人が呆けてしまったり、健康を追求した人が病気になったり、権力ある人が刑務所に入ったり、分かりやすく言えば、麻薬を打てば束の間の快楽が得られるが時間が経てば苦痛と変わってしまうことです。
やるべきことは、二元思考で苦を生じさせる幸せを掴もうとするのではなく、二元思考を停止させ、四智思考へと変換し、眠っていた能力を目覚めさせることなのです。
四智思考とは何か?
神仏の思考・御心です。
物で表すなら古代から「鏡」のようなものだと説明されております。それは、鏡は目の前の物を正確に映し出すからです。
二元思考では、好きなもの正しいものばかり見て、嫌なもの悪いものは見たくないものです。しかし、四智思考は、鏡の如く、①有るがままを見、②上下差別は付けず、一つ一つの特質・能力を理解して尊び、③全体の流れを理解し、④自分自身のやるべき事をして他者と共に生かし合う、それが四智思考運動です。
人は、上下差別し、好きなものばかり見て、嫌なものを受け入れず、見下し、見ようとはなかなかしません。しかし、神仏は全ての人に対して慈しみのこころでずっと見守ってくれております。鏡に映るもの一つ一つがかけがえのない大切なものなのです。もし、一つでも欠ければ、その部分は闇となり、それは不安・恐怖・苦しみとなっていきます。全てを見ているからこそ全体の流れが分かり今やるべきことが正確に分かるのです。
身体を作るそれぞれの細胞・器官とでも言えるでしょう。各々が個性・能力を出し合って大きなものとなり、互いに生かし合い成長しています。
心臓は心臓、肺は肺、胃は胃の固有の働き方・能力があり、多臓器と連携し合い、肉体を維持成長させています。
四智思考は、脳の情報処理が二方向から四方向へと回路が切り替わり、更に四方から中心、中心から四方へと高速で繰り返し細分化ていくことで微細な周波数と成り、脳は、今まで感じなかった、見えなかった、聞こえなかったものを理解できるようになっていきます。
それは、アナログからデジタルへと変換するようなものです。PCや携帯電話などによって劇的に生活が変わったように四智思考によって人の生き方は大きく飛躍することになります。